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Diary

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January, February1-14, 2000

December, 1999

エイジに初めて会った日の日記(7月後半4日分)

2回目にエイジに会った IN ボストン(8月)

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2月29日(火)

新しくできたらしい、某日系のビデオ屋から、ダイレクトメールが届いた。
私がいつも利用しているビデオ屋は、ダウンタウンを通り越した、うちからは反対側にあって、ハイウェイを使って車で30分と、
結構遠いところにあるので、これがダウンタウンならかなり近くなるな、と思って期待しつつメールを開けた。

まずは、肝心のレンタル料チェック。
1本あたり、3泊4日で、1ドル50セント。1週間で2ドル。ふむふむ、これは今行ってるとこと、全く同じ。
しかーし!ここは、3本以上借りると、なんと、無料でビデオの宅配をやってくれるらしい。
返却のときも同様。これはかなりのサービスだと思う。
大体見たい番組は決まっているのだから、毎回同じ番組の最新版を・・・みたいな感じで注文すればいいのだと思う。
入会費として、5ドルあるらしいけど、そんなもん、あってないようなもんだ。
これはいいんじゃない?
エイジにも話してみたんだけど、便利そうだね、とのこと。
ガソリンだってばかにならないもんなー。近所のARCOは最近ちょろっちょろっとやらしい値上げをしてきている。
上げるなら一気に上げればいいのに、新装開店してからというもの、毎週よくみると、数セントずつ値上げしているのだ(怒)
あーいやらしい。

決めた。ここに入会することにしよう。
今のところは、ちょっと遠いし、別に宇和島屋にだって毎週行かなくてもいいしね。
今はビデオのために、毎週金曜日に出かけているようなものだから。
今週末あたり、早速このビデオ屋にちょっと行ってみようかなあ。

送られて来たダイレクトメールは、今時パソコンではなくて、どう見ても、ワープロ(しかも古いやつ)を使って、
作ったと思われるようなちらし。しかも印刷がまだらで、薄いところはかすれているし、濃いところはにじみそうになってる。
大丈夫かいな・・・(謎)

しかし、気になったのは、ここのビデオ屋。
会員になった、先着50名様までに、なんと、宇多田ヒカルのビデオがもらえるそうだ。
それを売りにしているみたいだけど、そのビデオだって、当然コピーのものなんだろう。
彼女のビデオを利用して、客寄せをしていいのか???
しかも、どうして私の名前と住所がばれたの?
今行ってるビデオ屋が、メーリングリストとして売っているのか!?
だとしか思えないなあ。あーあ。なんだかなあ。信用ならないね。

2月28日(月)

私のHPを見てくださった方からメールをいただいた。
共通点がいくつかあり、とても参考になったメールなんだけど、その方が、メールの中で、
やっぱり、エイジは、任期が来た時に帰った方が、今後の出世のためにはいいんでしょうね、みたいに
書いてあって、それについて私なりに、いっぱい考えた1日だった。

前にもそれとなく、エイジには聞いたことがあるんだけど、男の人と、「出世」とかの話をするのは、
やっぱりちょっと話しにくい。前にそのことについて、話した時は、エイジはそのことについては
心配してない、と確か言ってたような気がしたのだけど、はっきり聞いてないし。
もしかしたら、そういうリスクを負ってまでも、私のために、任期を延ばしたいと思ってくれてるのかもしれない。
もしそうだとしたら、私のためにそこまでしてもらうのは悪いから、やっぱりそれはいけないと思ったから・・・

私なりに考えて、エイジは予定通り、この9月で日本に帰国して、そして私はボストンに戻って、
仕事を探して、なんとか1人暮しをして、せめて、小学校にあがる7歳くらいになるまで、そばにいてあげて、
それまでエイジとは日本とアメリカで遠距離をして・・・と頭の中で考えていた。
その途中で、もしも、気が変わったり、エイジがそんなに待てないとかいうことになれば、それはそれで、
仕方がないんだろうな、諦めるしかないんだろうな、と思った。

遠距離かあ。エイジとは一緒に住むまで離れていたけど、それでもネットで知り合ってから、
実際に初めて会うまでに10ヶ月くらいあったから、ほとんどの期間は会ったことないままだったから、
あんまり遠距離していた、という感覚もなかった。勿論そばにいたい、いて欲しいといのはあったけど、
相手は会ったこともない人だったから。でも、こんなに一緒に住んでから、また遠距離に戻るのは、
かなり辛くなるんだろうな。想像もつかないくらい。11月にボストンに2週間くらい行った時も、
すごく寂しかったから。今更離れて暮らす(しかも日本とアメリカで)なんて、想像できない・・・

エイジが仕事から帰って来て、ごはんを食べて、少し落ち着いてから私はこの話題を切り出すことにした。
正直なところを聞いてみよう、と。「聞きたいことがあるんだけどー」と切り出したものの、なかなか、
本題を聞くまでに時間がかかったけど、今回、延期を申し出ることにおいて、将来の出世とかに、
影響するの?とかそういうことを聞いた。
エイジは、申請を申し出て、会社もすんなりOKしてくれたんであれば、そんなのは関係ないと思うし、
それについては全く心配してない、ということだった。申請してみて、会社側は、「だめだ、帰って来い」と
言ってるのに、「いやだ、延ばしたい!」ともめてやりあうようなことになったら、そりゃ、上司との関係も
ギクシャクして影響もあるのかもしれないけど・・・ということだった。

現に、過去に、2年の任期で来てた人が、延ばしたいと申請して、
会社側は、じゃあ、あと1年OKしたのだけど、本人は、いやあと2年に延ばしたいんだ、と、
かなりもめたケースがあったみたいなんだけど、その人も、結局1年延長で帰り、今は日本で、
ちゃんと出世もしてやってる、ということだった。

私はそれを聞いてちょっと安心した。
でもやっぱり上司にしてみれば、決まった任期通りに帰らずに、延長したいと申し出るのは、
「生意気」なんて思うのこともありえるのかなあなんて思ったけど・・・
エイジがそういうのなら、信じて、延長してもらっていいのかな。
で、1年許可が下りたとして、1年後に、もし私が、「もうちょっとやっぱりこっちにいたい」と思ってしまうのは、
やっぱりだめなことなのかな。自分でもあとどのくらいこっちにいたいのかはっきりわからない・・・
ティファニーと、一緒に生活していないのなら、ここにいても、日本にいても一緒のような気がするんだけど。
でもやっぱり、この前のような事件や、元旦那に万が一のことがあった時とか、
日本にまでわざわざ連絡は入ってくるのだろうか・・・と思う今日この頃。
悩みは尽きない。

2月27日(日)

昨日、ほとんど1日中家にいたので、今日こそ早目にでかけようと、12時頃家を出た。
とりあえず、チャイナタウンに飲茶に行ってそれから、プラプラとダウンタウンを歩いたりしたかったから。
最寄の駅まで車で行ってそこから電車に乗って、ダウンタウンへ。
電車は久しぶりだなあ。こっちに来て2回目なんじゃないかな。
ボストンにいる頃はほとんど毎日乗ってたけど。
それにしてもこの電車路線は1つしかないらしい・・・あとは全部バス。

とりあえず、チャイナタウンで降りて、どこのレストランで飲茶するか決めたんだけど、
まっすぐ歩いて行くとかなり大きい、電光付き看板(なんかやばいお店みたいな)が出ていた
レストランは2階にあって、ビュッフェ式の飲茶だった。
とりあえず、席に案内されて、座ったものの、メニューも何もくれないので、どうもばんばんお皿を取って、
ビュッフェに参加していいみたい。色々あったので、エイジも私もたらふく食べた。
お菓子みたいなのもあって、セサミボールといって、おもちの中にあんこが入っていて、外にごまがついてたのが
あったんだけど、これがかなりおいしかった。
次回来た時は、入れ物を持って来てこっそり詰めて帰りたいねえ、なんてエイジと話してた。
それにしても食べ放題で、ひとり7ドル50とは、かなりお得だと思う。
また絶対来よう。

おなかもいっぱいになったので、少し歩こうとダウンタウンを少し徘徊して、電車に乗って、
最終駅まで行って、その街を少し歩いて、お茶したり、ちょっとしたミニ旅行みたいでよかった。
電車に乗ってるときは雨が降ってきて、傘を持って来てなかった私たちは焦ったんだけど、
終点の駅に着く頃には、雨もやんでて、ラッキー。
なんか、前テレビであった、車窓のなんとかっていう番組みたいだねえ、なんて言いながら。
大して遠くまで来てないんだけど、見知らぬ街に来るのはやっぱりちょっといつもと違った雰囲気もあって、
楽しい。最近はいろんなことで考えたり悩んだりしてるから、いい気分転換になった、ミニ旅行(?!)だった。

2月26日(土)

今日は天気がよければ、スキーに行こうと言ってたのだけど、朝から雨だったから、
山の方は吹雪いてるかもね、ということで、一応朝早くに起きたんだけど、スキーは中止した。
もしかしたら明日行くかもしれないけど。
なもんで、暇になったから、1日中ぐうたらとして過ごした。
とは言っても私の普段の生活とたいして変わらないのだけど(泣)
しかもお昼にエイジと一緒に2時間くらい昼寝までしてしまう始末。
昼寝中に夢を見たんだけど、なんか、私とエイジが知らないマンションのドアの前で、立ち話をしていた。
見覚えはないんだけど、そこはエイジのマンションという設定で、エイジは結婚していた。
奥から、奥さんの声も聞こえてくる。
私とエイジは不倫という間柄で付き合ってるという設定だった(らしい)。
私たちはお金の話をしていた・・・。(やな感じ)

最近お金のことについて考えることが多かったからかな。
それにしても、エイジは他の人と結婚してた。
目が覚めてすぐにエイジにその話をすると笑ってた。
「え?なに?俺は結婚してるのに、カエとも付き合ってて、しかも自分のマンションのドアの所で立ち話してんの?
 そりゃすごいな(笑)」と。
それから、ライオン(オス)がアパートに入って来て、私が必死で、ドアを開けて、ドアの外に出そうとしてる夢も見た。
我ながらものすごい、2作だと思う(笑)
何か意味があるのかな。

午後インターネットで朝日新聞を読んでいると、母親がお金がなくて、2歳の女の子が凍死してしまったという
記事を読んで思わず涙がこぼれた。
これは同じ母親なら誰もが同じように感じたと思うけど、これほど悲しいニュースはない。
しかもその母親は、「(最後は)何も考えることができず、小さくなっていく子供のおなかを見ていた」と言ってる。
何か他にできなかったのだろうか。頼る人もいなかったのだろうか。仕事は本当に何もなかったのだろうか。
自分のことに置き換えて考えてみると本当に身震いがする話だ。
と、同時に、ティファニーは大丈夫なんだろうか。
元旦那は料理がまめな人だったけど、ちゃんと食べさせてもらってるのだろうか。
お金の工面が大変みたいだけど、この人みたいにならないだろうか。
思わずエイジに、「ティファニーは大丈夫だよね、大丈夫だよね、こんなことにはならないよね?!」と、
抱きついてしまった。私はここで何をしているのだろう。ティファニーのそばに戻って、
彼女を守ってあげなくちゃいけないんじゃないのか、と・・・。

ただでさえも、離れていると不安が募る毎日なのに、こういうニュースを読むと、
本当にいてもたってもいられなくなる。
バツイチでシングルマザーの女性にとって、日本で職を探すことは(しかも正社員)は、
とても困難なことだと聞くけど、今回の事件は、こういう日本でのまだまだ差別の激しい世の中が
生み出した悲劇だと言っても過言ではないのだろうか。
不景気ということもあるのかもしれないけど、もう1度よく考えて欲しい。
それからもう2度とこんな悲しい事件は起きて欲しくない。
2歳の子の冥福を祈ることくらいしか私にはできないけれど・・・。

2月25日(金)

仕事しよっかな。
最近本当にそう思っている。
勿論普段生活するのはエイジのお給料で何不自由ないんだけど、
やっぱりティファニーのためのお金を送るのに、彼のお金を送らせるのは悪いから。
「俺の給料でやっていける額にも限度があるだろうけど、支障がないようなら」
とエイジは言ってくれるけど、やっぱり、申し訳ないと思うから。
親がくれたお金を使うのも気がひける。

何もしてないんだから、体動かしてお金貰えて、そっちの方がいいんじゃないかな・・・
働きたくはなくて、今の生活に満足してたんだけど、お金が必要だと思うから。
エイジのお金じゃなくて私のお金。
ふたりのお金だよって言ってくれるけど、ティファニーに送るお金は違うと思うから。

働くことについて、エイジはOKしてくれた。
でも、土日は働かないで一緒に過ごすということと、フルタイムではなく、週に2、3日のパートタイムであること、
の2つの条件(かな?)を言われたけど。
車のこともあるので、エイジにも迷惑をかけることになるんだけど・・・
生活費を稼ぐ訳ではないので、パートタイムで十分だし。
それにしたって、来月ボストンから帰って来てからになるんだろうけど。
とりあえず、前に働いてたことのある、日系の旅行会社にしようかな。
今のお気楽生活から脱出して、働くのは辛いけど、自分のことなので仕方ないかな。

最近いろんなことの考えすぎで、頭がしょっちゅう痛い。

2月23日(水)

会社から帰ってしばらくして、エイジは、無神経なのか、無邪気なのかわからないけど、
「そうそう、あ○きさん(エイジの同僚>先輩)ところ、二人目できたんだって!9月に生まれるらしいよ」と言った。
あ○きさんとは、エイジと同じ会社の人で、半年遅れてこっちにやってきた人である。
そしてあ○きさん一家にはちょうどティファニーと同い年の女の子もいる。

「へ、へえ。」と言ったきり、私は言葉が詰まってしまった。
なんだかとっても悔しかった。思わず、台所に行った。
奥さん、幸せ絶頂って感じなんだろうな。あー、嫌な自分。

そこでやっと、エイジは「しまった!」と思ったらしく、
「ま、まあ、でも英語もしゃべれないのにこっちで妊娠しちゃって、大変みたいだよ」とフォローしてたけど。
自分が不幸の中心みたいに思っているわけではないんだけど、とにかく人の幸せな話を素直に、
心から「おめでとう」と言えなくなっている。特に子供がからんでいると、ジェラシーばかりが先走ってしまって。
そんな自分はとても嫌なのだけど、押さえられない。
今日もこの話をエイジから聞いた時に、なんか、私はAさんの奥さんが二人目を妊娠されたと聞いて、
とっても、寂しくそしてなんだか、とっても悔しかった。そして涙がとまらなくなった。

そして私はこれからの私とエイジのことについて考えてみた。
エイジは、任期を延長願いを出すことについてOKしてくれている。
でも、「何年くらい延ばしたいって言えばいいのかな。ただ単に延ばしたいっていうんじゃなくて、
やっぱり、あと半年、とかあと1年とか2年とか言った方がいいと思うし」と聞かれた時に、
はっきり答えられなかった。私は本当に日本に帰ろうと心から思える時が来るのだろうか。
ティファニーをアメリカに置いて・・・。2年と言って、実際に2年が過ぎて、「じゃあ帰りましょう」と
なった時に、私は「やっぱり、帰りたくない・・・」なんてことにならないだろうか。
言わないとう保証はできない、と思った。
今はまだ帰りたくないけど、2年後に帰りたいかどうかもよくわからない。
それなら、こんな優柔不断な私に付き合わせてアメリカにエイジを残しておくよりも、
エイジは予定通りこの9月に日本に帰って、私は仕事をみつけて、ボストンに戻った方がいいのではないか、
とも思えてきた。彼の人生をめちゃくちゃにする前に・・・

別れた方がいいのかな・・・
正直そう思った。そしてエイジにもそう言った。
「俺は別れたくないよ」と彼は言った。
ふと思い出した。昨日元旦那と電話で話した時に、先週手紙を出した、ということを。
思い立ったので、いきなり、私は夜だったけど、郵便受けまでチェックしに行くと、
手紙が来ていた。それは4枚にも渡る長文の手紙で、色々なことが書かれていた。
彼は今ティファニーのデイケアのお金と、私が事故って以来、保険代があがったのと、
とにかく経済的にとても大変だということ。余裕があれば、お金を送って欲しい、といった感じ。
確かに彼はスクールローン等が残っていて、余裕がないのは分かっている。
私に責任があることがあるのもわかってる。
だから、別れてからだって、ティファニーの養育費という形でお金は送ってきた。
エイジが出してくれた時もあったし、私がオレゴンに来る時に、両親が送ってくれたお金からも出した。
またお金か・・・そして、手紙には、私がボストンに来てくれたら、せめて、毎日の保育所代が浮くので、
少しティファニーを見に来てくれたら、助かる、と。それも少し長期で。

どうしたらいいのかな。これからのこと。
自分のこと、ティファニーのこと、エイジとのこと、それからお金のこと。
エイジは、子供に会うために、1週間とか2週間とか行くのは全然構わないけど、
旦那がお金節約するために、1ヶ月とか2ヶ月とか長期で行かれるのは、2重生活をされているようで、
いやだ、と言った。それももっともだと、思う。でも、旦那が、今お金に困っているのも、
私の責任であることもあるから、それで、胸が痛い。
それでも、かわいそうだから行くの?

11月に会いに行った時に、最終日になんでもないことで口論になり、「出て行け」と旦那は、警察を呼んだ。
「自分から来てくれって言っておいて、おまえに警察を呼んだんだぜ、あいつは。
 脅しじゃなくて本当に呼んじゃうんだからな。狂ってるよまじで。俺だったらそんな奴の言うこと
 2度と信用しないけどな」とエイジは言った。

2月22日(火)

今朝、元旦那のところに電話した。彼とはあんまり話したくなかったけど、
どうしてもティファニーと話したかったから。
ティファニーは2月いっぱい、春休みみたい。デイケアの人が、バケーションに行ってしまったので、
旦那もバケーションを取って、毎日ティーと生活してるらしい。

どきどきしながら、ティーに代わってもらうと、相変わらず、無邪気な声で、
「ハーイ、マミー」と言ってた。
私がバイリンガルに育てようと、どうしても日本語を覚えて欲しくて、日本語でティーに接していたせいか、
それとも、両親の不仲を察してなのか、ティファニーの言葉は遅れている。
今は言葉が遅れてる子を対象にした、プリスクールのクラスに通っているのだ。
それでも一生懸命、くまのプーさんのお話と、ポケモンと、ドラえもんのお話を受話器の向こうでしてくれた。
日本語の単語を片言話していた時期もあったのに、今ではすっかり英語になってる。
ちょっとさびしい。
もちろん、私とも今では英語で会話している。スピーチセラピーの先生にそう勧められて以来、そうしている。
声を聞くと、今すぐに会ってぎゅっと抱きしめたくなった。ちっちゃな手を握り締めたくなった。

決めた。来月、ボストンに会いに行こう。

2月21日(月)

今日は、Presidents Day ということで、エイジも仕事は休み。
3連休の最終日である。
とは言っても2日連続外出していたので、今日はゆっくりと家にいることにした。
夜は、ビーフシチューを作って食べた。高いのを買っただけあって、前に作ったのよりおいしかった。
休日はエイジが家事を手伝ってくれるからありがたい。
毎日こうだったらいいのだけど・・・

2月20日(日)

今日は午後から、今までに行ったことのないモールに行ってみた。
要は私が新しい下着が欲しかったからなんだけど。
今まで、Victoria's Secret とかだと、恥ずかしがってか、あんまり入りたがらなかったエイジなんだけど、
今日はデパートの下着屋に行ったということで、そこなら、まあまあ入りやすかったらしい。
でもなあ、今まで男の人と一緒に下着の買い物なんか来たことないから、どうもねえ。
買いたいから付いてきてって言ったのは私なんだけど・・・
「どんなのがいい?」って聞いたら、エイジは「白いの」と言ってた。
そ、そうなんですか。私白いのあんまり持ってないからね・・・うぅ。

閉店時間が来たので、結局買わずに(なんじゃそりゃ)モールをあとにした。
エイジが、すき焼きが食べたいというので、金曜日に行ったばっかりなんだけど、宇和島屋へ。
肉と、しいたけとねぎとお豆腐としらたきと白菜を買って帰った。
材料費は高かったけど、アメリカにいて、すき焼きを食べれるというのだから仕方ないのか。
それにふたりして、外食するよりはそれでも安くつくし。
鍋用のおなべと、ガスコンロがないのが、残念。普通の鍋で作ってそれをテーブルの上の鍋置きの上に置いて食べた。
久しぶりだから、とってもおいしくてごはんが進んだ。
ごはんは3合炊いたんだけど、私は1.5杯しか食べてないのに、ほとんどなくなってしまったことを見ても、
エイジがいかにたくさんごはんを食べたのかが分かった。

エイジは、「俺ってもしかして将来太るのかなあ」と心配気味だった。
H氏夫妻のH氏も、結婚してから、8キロ以上太って、日本から持って来たジーンズが全く入らなくなってしまったらしい。
エイジさんは、やせているから、「食べても太らない体質なんでしょ」と励ましておいてあげたけど。

2月19日(土)

今日は2週間ぶりにまたスキーに行った。REF カエスキー上達?!
詳細はスキー新聞の方に書くので、ここには、あえて、スキーのことは書かないでおく。
今日はかなり、夜にきてしまった。
きてしまったというと、抽象的でよくわからないだろうけど、発作がきた。
夜寝る前に、ぼろぼろと、突然に涙がこぼれてきた。
エイジはそれはもうびっくりして、うろたえていた。

「ど、ど、どうしたの?!」
理由はひとつ。ティファニーに会いたい。
でもそれをまた言うと、エイジを困らせてしまうだけだし、「行って来ていいよ」と言ってくれるのは、
わかっているから、なかなか言え出せずにいたんだけど。
案の定「ボストンに行って来ていいよ」とエイジ。
でも、今回はそれだけじゃない。
実は数日前エイジと、任期を延長することについて話したんだけど、私は延期されると、
また、2、3年こっちにいられるのだと思っていたんだけど、どうやら、延ばせるとしたところで、
半年程度だ、という。それ以上延ばすのであれば、一旦、日本の会社は辞めて、同じ会社なのだけど、
アメリカ側に再就職という形になるという。
延期さえうまくいけば、2、3年は大丈夫だと思っていた私は、半年程度と聞いて、かなりショックを受けていたのだった。

今日私が泣いていたのは、会いたいだけじゃなくて、これからのこと考えると、どうしていいのか
よくわからなくなって、今でさえも、車を飛ばしてすぐに会える距離にいないのに、これが、日本とアメリカに
なってしまったら、よくても、会えるのは1年に1回とか2回とかだろう。
それを思うと、もうたまらなくなる。

最近外出するのがキライになりつつある。
勿論、買い物に行ったり、いろんな物を見て周るのは好きなんだけど、
外出するときに、親子の姿を見るのがとても辛いから。
また幸せそうな母娘の姿を見なくちゃいけないのかと思うと、でかけるのもおっくうになる。
最初の頃は、「いいなあ・・・」と涙がうっすら出てくる程度だったのだが、
最近では嫌悪感まである。
「あの人だって、子供と離れて暮らせばいいのに」
「私がこんなに辛いんだから、あの人だって離れ離れになればいいのに」
「どうして、私はティファニーと買い物に来てないんだろう」
自己嫌悪を感じるほどに、他人が子供連れで買い物に来ている姿を見ると憎しみが沸いてくる。
そんな自分がいやだから、必然的に外に出るのもおっくうになってしまう。

エイジは、ぼそっと言った。
「俺たちの子供じゃだめなのかな・・・」
だめじゃない。好きな人の子供だからいつか絶対欲しいって思う。
そしてそう言ってくれたことは嬉しかった。
でも、ティファニーはティファニー。それとこれとは別。
彼女の代理なんて誰にもできない。
Day1からずっと一緒にいたんだから。
熱のさがらないティーを夜中に病院に連れていったのも、私。
歯が生えてきたのを最初に発見したのも私。
クリスマスが来れば、飾り付けやプレゼントの準備をし、
誕生日には、ディズニーランドや、ハワイにも行った。
デイケアに迎えに行くと、「マミー!」と言いながら真っ先に走って来てくれた。
それがどうしてこうなっちゃったんだろう・・・

私がオレゴンに来る直前に、部屋の片付けをしていると、ティーのなつかしい赤ちゃん時代の小物が、
たくさんでてきて、涙がでてきて、泣いていた。
ベビーベッドに取りつけていた、オルゴールやら、哺乳ビンのニップルとか。
ふるだけのおもちゃとか・・・
それを見たティーが彼女のお気に入りのドラえもんのタオルを持って、私のそばに来た。
「マミーマミーDon't cry. Don't cry. OK? OK?」と言いながら涙を拭いてくれた。
まだ、事情がわからないティファニーだけに、私は余計に涙がとまらなくなった。

エイジは、私が引き取れることがもしできるのなら、一緒に育てていってもいいって言ってくれた。
それは前から、言ってくれてること。
でも、ティー的には、アメリカの方がいいんだろうな。
言葉が遅れて、バイリンガルで話すのをやめて、英語だけでやっていくことにした結果。
やっと、なんとか少しずつ話せるようになってきたのに、それをまた、日本に連れていって、
いちから言語を教えると、更にconfusedしてしまいそうだし。それは彼女がかわいそう。

今日は書いても書いてもとまりそうにないので、このへんにしておきます。
なんだか、涙もとまらないから。落ちついたら、この話はまた。

2月18日(金)

金曜日恒例のビデオ屋&日本食スーパー巡りへ。
まず、ビデオ屋に行った。先週借りた4本を返して、今週はどんなビデオを借りようかと物色していると、

「ワーオ!」
「オーノー!」
「shit!」
等と聞こえて来たので、ここは日本人しかいないはずなのに、どこの誰がそんなことを言っているのかと
思いつつあたりを見まわしてみると、カウンターのレジの横にテレビが置いてあって、ビデオが流してあるのだが、
それに見入っていた中年の女性が、どうやら犯人だったらしい。

その女性は、私の隣りで、日本のビデオを物色していたのだから、明らかに日本人であるが、
こちらでの生活が長いために、そのようなことを(ましてや人前でも)出てしまうのであろう。
「(私もこっちにずっといたら、ああなるんだろうな)」と多少ブルーになりつつ、私もビデオを持って、カウンターへ。

どれどれ、あんなことを言うなんて一体どんなビデオが流れていたんだろう、と私もちょっと興味を持って
すぐ横に置いてある、テレビのモニターを眺めてみると、それは、「アニマル攻撃」というタイトルのものだった。
勿論、日本のテレビ番組なんだけど、出てくるのはどこか外国の人たちだった。
それはタイトルからも想像つくだろうが、動物たちが、人間を攻撃した「徹底的瞬間・衝撃映像」といった感じ。
私が少し見ていると、警察犬に思いっきり顔を噛まれたリポーターの姿や、
普通の家のような中なのに、なぜかライオンがいて、少年が腕を噛まれる瞬間のビデオなどが流れてて、
正に、「Oh、no!」と言いたくなるような内容だった。
「きゃー」と思いつつも、もうちょっと見ていたい衝動にかられつつ、私はビデオ屋をあとにした。

紀伊国屋にも立ち寄って、HPの作り方、みたいな本を物色していたんだけど、
どうやら、主婦らしいふたりが、でっかい声で本屋の中で立ち話をしていたので、私は思わず耳をダンボった。
なんか、旦那の、出世の話をしていたらしい。
「次は○○さんところなんじゃないのー?」
「いやあ、うちはまだ36だからねー」
「だって、△△さんところだって、(ほにゃらら←リスニング不可能)だったじゃないー」
「あーら、△△さんところはもう42だもん、だってえ!」
「あれ、○○さんは今いくつだっけ?」
「私は来月で36になるんだよねー」

とか、
「この前いただいたさ、シャケのお料理、アレどうやって作るのお?」
「あーあれはね、あーして、こーして」
とか、
「アメリカ人のニックネームってさー、わかんないのとかあるわよねー。BillがWlliamなんでしょー?」
「クリストファーのニックネームって知ってる?‘キップ’なんだってー」←ほんまかいな。絶対怪しい。
「だって、○○さんとこのお父さん、いつもキップって呼ばれてるのにさー、名前書く時には、
 ウィリアムって書いてるんだもんー」
「そうなんだー」

とかとにかく、書店中を駆け巡るような、声でぺちゃくちゃしていた。
そして、「そろそろパパが来る頃だから、外で待ってよーね」と、子供と書店をあとにしたのだが・・・
私はかなり萎えてしまった。
彼女達が書店から出て行く時に、どんな人たちなのか、よく見てみようと私はマンガに出てくる人のように、
本で自分の顔を隠しつつ、目で追った。
ショボイパンツに、ヴィトンのバケツのバッグを肩にかけ、2人の子供の手を両手でひいていた。

「ふうん・・・」
きっと(いや、絶対)駐在員の奥さん達なんだろうけど、よりによって、こんな本屋であんなにでっかい声で
話すことないのになー。
HPの本を立ち読みしていた私だったけど、ふと値段を見ると、3000円とかだったので、
これが、いくらで売られてるんだろう、と思うと恐怖になり、買うのは諦めた。
代わりに、群ようこの文庫本を1冊(6ドル(泣))、買って、紀伊国屋をあとにした。

駐車場に向かう途中で、ふと思った。
「旦那さんたちは、奥様同士で、あんなこと話されてること知らないんだろうな」
なんだか今日は1日中、私の将来を垣間見せられたようで、ちょっとへこみながら、帰路についた。


しかし、家の中も車の中もくまなく探したけど、私のスキーの帽子はない。
明日は総勢6人でスキーだというのに、知り合いの前で、またあのほおかぶりをさらさなくてはならないのか?

2月17日(木)

今日はめずらしく母親からメールじゃなくて電話があった。
父親が転勤になり、大阪に戻るとのこと。
父は元々生まれも育ちも大阪だし、母親も京都出身。
おばあちゃんは京都で一人暮しをしているし、近くなって、安心できるからいいみたい。
おばあちゃんも喜んでるみたい。

私は、高校は広島だったから、今でも友達が何人かいるから、今度帰った時に会えなくなるのかと思うと、
寂しいけど、まあ、大阪に友達もいるし、いっか。
それにしても2週間後には引越しみたい。
忙しくなるみたい。
私のいらない物とかも聞かれたけど、はっきりいって、家にあるものはほとんどいらない。
近かったら、手伝いに帰るのになあ。
友達にも会っておきたかったし。
でも2週間後ならそれも不可能そう。

ま、ミレニアムだし、きりのいいところで故郷の大阪でこれからの人生を歩むのもいいんじゃないでしょうか。

2月16日(水)

今は午後8時半。
エイジはまだ帰って来てない。
7時頃電話があって、仕事でとらぶってるから家に帰るのは8時頃になるって言ってた。
そして8時前に再度電話があって、やっぱりあと1時間くらいかかるという。

はぁ。
夕飯だって早目に作ったから、もうしなしなになってるだろうなあ。
今日は酢鶏。にシューマイにスープにサラダ。
前はもう一品作ってたけど、ごはん一口に対して、おかず3、4、5口食べるエイジは、
ごはんは何杯もおかわりするんだけど、おかずが残ってしまうときも多々あったから。
自称「俺は貧乏性なんだよなあ」とかって言ってるけど。
パスタとかでもそう。
少しのソースに対して、すっごいパスタを食べてしまうみたい。
だから、おかずは少なくていいということがわかったから、もうあんまり作らないことにした。

と、書いていると、噂をすると、エイジから「やっと帰れるよ」との電話。
今日記書き始めたばっかりなんだけど、帰って来るのはやっぱり嬉しい。
ということで、また明日。

という訳で、これを書いているのは17日(木)なんだけど、昨日は地味に一波乱あった。
一波乱というと、全く大げさ・誇張、JAROもんなんだけど、朝エイジの実家からメールが来ていたので、
会社に転送した。
そして、お昼、エイジが家に帰って来た時に、「実家からのメール転送したんだけど、見た?」と聞くと、
「あー、見た見た。早速返事をもう出しておいたよ」とのこと。
「たまには私にもメール書いてよー」
「うん、いいよ」
「前はさ、会社からだって1日何通もメールくれてたのに、最近全然じゃん」
「わかったよ。でもあの頃より最近本当に忙しいんだよ」
「短いのでもいいからさ」
「わかった」

そして、昼休憩の後、仕事に戻るエイジにドアのところで、
「メールよろしくー♪」
「わかったよ。しつこいなー。書くって」
「(しつこい・・・(-_-メ))」

そして、夕方5時頃メールチェックをしてみると、案の定来てないではないか!
夕方エイジから電話がかかってきたときに、
「メールまだ来てないんっすけど」と言うと、
「そうそう、ごめんごめん、昼にミーティングがあった後はずっと(工場に)入りっぱなしで、
 オフィスには戻ってない。でも帰る前にはちゃんと書くよ」
とのことだった。

結局さ、帰って来たのは8時半くらいだったんだけど、帰って来るなり、
「ごめん!メール書くの忘れた!」だもんな。
「遅くなって、早く帰りたくて、オフィスに戻ったあともすっかり忘れてました」と、エイジ。
「しつこいとかって言ってたくせに、結局忘れてるんじゃん」
「明日は必ず書くから。長いの書くから」

なんか、私が強制してるみたいじゃん。
ま、電話もくれてるんだし、そこまでメールにこだわることもないんだけどね・・・

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