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この日記をマイ日記才人に登録する

6月15日(金) 帰国してから初めて昨日バイトのCちゃんと電話で話した。
その際にCちゃんは今日バイト面倒臭いから休みたいとぼやいていたんだけど、
結局彼女は仮病を理由に休む事にし、私と1日中遊ぶ事になった。

10時過ぎたらOKだよって言ってたら、10時15分には彼女から電話がかかってきて、
それからすぐにうちに遊びに来た。

  勿論彼女はティファニーの事もティファニーが来てる事も知ってたので会うのをとても楽しみにしていた。

11時前にはやって来た彼女は、ティーを見るなり、「かーわーいー。アレ、やっぱり似てるよ」と言った。
Cちゃんは全然英語は話さないんだけど、日本語や英語の単語だけで、
見事にコミュニケーションをしていた。アンパンマンの塗り絵を見ながら、ティファニーのノートに、
アンパンマンのキャラの絵を書いてクレヨンで塗ってくれてたんだけど、
ティファニーが大喜びで、次はコレを描いて次はコレを・・・と次々に彼女に頼んでるんだけど、
彼女はイヤな顔1つせず描いてくれて、しまいには、「じゃ、次はコレを描いてあげるね」と、
自らキャラを描いていた(笑)

それからすぐにお昼になり腹が減ったという事で、ランチを食べに行く事にした。
ティファニーが、「ピザが食べたい」と言うので、私達はシェイキーズへ(泣笑)
Cちゃんも快くOKしてくれた。

高校の頃はこの食べ放題のピザに友人と何度も来たシェイキーズだったけど、
ココへ来るのは実に10年ぶりくらいかもしれない。
食べてみると、ピザだけじゃなくてポテトやパスタもあるし種類も豊富だし、なかなかおいしかったけど。

それにしても私達は店の1番奥の席を陣取って、Cちゃんはティファニーのドラえもんを、
「ティファニー、見て見て。お姉ちゃんドラえもん食べるよ」と言って食べる真似をして隠し、
席を立って探すティファニーに、「ないよ。もう食べちゃったからね。ああおいしかった」等と言い、
挙句の果てには、「う・ま・れ・る〜!」と言って、シャツの中にドラえもんを入れて、
ドラえもんを産む真似とかして、私達はゲラゲラ笑ってたので、
実はかなり目立ってたかもしれない。しかもこの3ショットってどういう関係に見えるんだろ。

腹がいっぱいになった私達は、大型ディスカウントショップ(?)へ行った。
大雨だったので、私はティファニーの長靴を470円で買った。
私が子供の頃からあるようなデザインの赤いビニールでできた長靴だ。
だってティファニーはサンダルをはいていたんだけど、水溜りに足を突っ込みたがるし、
すぐにサンダルと足が汚れてしまってたんだけど、長靴があれば好きにバシャバシャできるかなと思って。

それから私は700円でドラえもんの枕を買ったり、
85円均一コーナーでおもちゃやティファニーのへアゴムを買ったり、結構な買い物をした。
CちゃんはCちゃんで、車用の豹柄のクッション(泣)をご購入されたりしていた。
「豹柄好きだねえ」と私が言うと、「アハハ。なんか落ち着くんだよね。昔を思い出すし。ガハハ」
と言っていたが、冗談ではないんだろうな、と思ったりもした。

そんなCちゃんではあったが、ティファニーが疲れたとぐずると、
「お姉ちゃんがおんぶしてあげるよ」と、さっさとティファニーの前にしゃがんで、おんぶしてくれた。
彼女は大雨なのにミュールだったので、おんぶは辛そうだなと思ったんだけど。
私は一応、「いいよいいよ。ティファニー重いから」って言ったんだけど、
彼女は、「大丈夫大丈夫。あ、軽いじゃん」と言ってしばらくおんぶをしてくれていた。
私はCちゃんとおそろいでスマイリーの携帯ストラップを買ったりもした。

しばらくその店で物色してたんだけど、いい加減帰る事にした。
帰ったら帰ったで、ティファニーは買って来た、「お医者さんごっこ」用のおもちゃをすぐに開け、
Cちゃんを病人にし、早速遊びまくっていた。

結局11時前に来たCちゃんとはエイジさんを迎えに行く6時半まで一緒にいました。
1日中ティファニーの相手をしてくれて、どうもありがと。

空メールや一言メール送ってね。

 

6月14日(木) 来年エイジが約束通りオレゴンに戻る事は無理かもしれない・・・。

私としては是非とも約束を守ってオレゴンに戻して欲しいと思っているんだけど、
なんだか先が見えなくなって来ているので、不安で不安でどうしようもない。

エイジの会社が不景気のため、残業規制ができていたんだけど、

  それが残業カットになり、そして今回給料カットにまでなりそうだと言うのだ。
そしてそれは、噂では日本では給料カット、アメリカではレイオフらしい。

昨年日本に帰国した時に、2年後に必ずアメリカに戻れるようにできるという、
紙に書いたオフィシャルな約束はできないとされた私達。
2年後の景気次第で、アメリカ側がレイオフとかしているような状態なら、
転籍は無理だという話だったのだ。そうでない限りはまずOKだろう、という事で。

「まず大丈夫だろう」と安心して帰国する事にしたのに、
その安心が壊れて来ていて、私の心も壊れそうだ。

まだ来年の9月の事だし、どうなるかはわかんないと自分に言い聞かせつつも、
1年ではそんなに回復している見込みもないとも思ってしまう自分もいて、
特に今はティファニーがこっちに来ているので、彼女を見ているととっても切なくなるのだ。

エイジさんはエイジさんで、給料カットにまでなって、「やる気がない」と言っているし、
「もし、来年になっても景気が回復しないで、やっぱり転籍は無理って事になったらどうすんの?」
と、私が聞くと、「したら会社辞めて無職のままアメリカに行くしかねーだろうな」と、
投げやりな返事が返って来る。「でもそういうのはイヤだって言ってたじゃん」と言うと、
「イヤだよ?でもしょうがないじゃん」とエイジが投げやりに答えて、雰囲気も悪くなってしまう。

エイジの課の課長は去年散々色々相談の話をした課長さんが4月の移動で、
他の部署に移動してしまい、今は別の課長さんになっている。
勿論その新しい課長にも、前の課長さんがエイジの転籍の話を引き継ぎしてくれてるらしいのだが、
先日その新しい課長と1対1のミーティングがあったところ、
「今の状態では(転籍の事は)なんとも言えない」と言われたとか。
エイジは部長にももう話がいってる事なんだと言ったらしいが・・・。

大体去年任期の延長を申し出た時に、新しい工場の立ち上げとかで、
是非帰って来て欲しいから、という事だったのに、結局その工場だって、
無期延期状態になってしまっているのに、だったら今すぐアメリカに戻らせてくれ、と思ってしまう。

エイジはエイジで給料カットが本格的に実施されそうでやる気がなくなって凹んでる様子だし、
私は私で来年の事が心配で心配でしょうがない。

彼の会社の事についても色々書きたいところなのだが、
どうやら彼の会社の人もここを時々見ているみたいなので・・・。

もしエイジが本格的に戻れないとなった時に、私1人で渡米して別居生活をする事にするか、
それともエイジは会社を辞め無職のまま渡米する事にするか、どうしたらいいのか分からない。

そしてせっかくティファニーが来日中だと言うのに、そんな事を考えてはため息が出るのである。

 

6月13日(水) 実際に会った事のないメル友のプライベートな所までどこまで踏み込んでいいものか分からない。

5月25日(金)分の日記に書いた私のメル友がいる。
今となってははっきりとどこで出会ったのかは思い出せないが、
確かバツイチの人が集まるサイトで出会ったような気がする。
5月25日の日記にも書いたように、私と彼女は実際に会った事はないものの、

  お互いに子供と離れて暮らしている事や、子供の年も同じくらいという立場が似ているので、
お互いを理解でき、よいメル友関係を作っていた。(と、思う)

彼女の年は私より8歳年上で今年36歳。
だけど、彼女は前の旦那さんと別れ、今は私と同じ年の27歳の彼氏がいる。
彼氏は彼女の実父の会社で働いていた人なんだけど、
お父さんが亡くなって以来、会社が潰れただか、彼が自主的に辞めただかで、ずっと休職中の身。

しかし彼にはその会社に借金があり、プラス他にも借金がある。
が、仕事をしていないため、収入もなく、実家で暮らしたいたのだが、
とうとう親からも色々言われるようになり、いづらくて、彼女のアパートに転がり込んできて、
ずっと同棲生活をしていたのだ。同棲生活と言えば聞こえはいいが、
要は、彼女に食費から何から何まで出してもらうというヒモのような生活をしていたのである。
仕事を見つけようと面接にも何度か言ったらしいが、運はないらしい。

そんな彼がメールをするようになり、女の子とメール交換をしていたりして、
彼を養っていたも同然の彼女はキレて、自分達の関係をはっきりするように求めた。
なぜなら、彼は結婚の事はおろか、親にすら彼女の事を話していなかったから。
そしてつい数週間前に彼は実家に帰り、彼女の事を親に紹介すると言ったきり、
結局はしないまま、ズルズルと彼女のアパートを訪れては別れ話になる毎日が続いていたのである。

そんな矢先・・・。
ちょうど私が先週末にボストンに滞在中に、いつものように彼女からメールが来たのだが、
どうも文章の様子からしていつもと様子が違うようだった。

どうやら、彼女が妊娠してしまったらしい。

彼は迷わずに産もうって最初は言ったらしい。
でも、正直最近ハードなケンカが多すぎて、彼女の事を本当に好きかどうかと聞かれたら、
正直分からない・・・と。それでも結婚して子供を産む事が子供にとって不幸なら、おろそう・・・と。

数日経って来ると、「借金がなくなったら自由になると思ったのに」とか、
「結婚したくないって言ってる訳じゃないんだ。とにかく‘今’が困る」とか。
「でも子供は産もう」とか。

この彼女は、彼氏はすごく子供好きな人だから、子供をおろせとは絶対に言わないと言った。
でも私は彼女の話を聞いていて、この男の人は私と同い年なんだから、もういい年な訳であって、
それなのに、なんだか全てを軽く考えてるような気がして・・・。
‘子供好き’である事はいい事だと思う。でも所謂「かわいい」年齢なんて、
長い人生のうち、ほんの数年である。すぐに子供は成長してしまうのだ。
お金だってすぐにかかるようになってくるだろう。義務教育すら受けさせたらいいって思ってるの?
子供を産もうという事で責任とろうとしているのかもしれないが、
本当に責任のある人ならば、無職の立場で子供ができるようなリスクは負わないし、
借金があるのに働かない、なんて事はできないはず、だと思うのに・・・。

彼女も彼女だ。
自分の年齢からして子供を産むとしたら、これで最後だと思うからどうしても欲しい。
でもできない体だと思ってたから、避妊はしてなかった。
親にも紹介してくれない8歳年下の彼氏と結婚するには子供を作る事がてっとり早いと思ったの?
でも、ついこの前まで、別れるって話してなかったっけ?

会った事もない人事の話ながら、なんだか私はイライラした。
借金があって、無職で、彼女の事を本当に好きかも分からないのに、なんで避妊しないの?>男
いくら好きでも、なんで男にそうさせるの?>女。
若い2人のできちゃった結婚ならまだしも、36歳のできちゃった結婚はないだろう。
どうしたら子供ができるか、とか分かってない訳じゃあるまいし。

こういう、計画性のない人達には正直本当イライラする。
私は毎日子供に会う旅費を稼ぐために働いて、会う事だけを一生懸命考えてるから、
後先を考えないで、行動に起こしてる人と見ると、本当に理解できない。

できちゃった結婚を否定するつもりではないよ。決して。
籍を入れる順序と子供ができる順序が反対になっただけで、
本当にそうなるべく運命だった2人だってたくさんいると思う。

でも、子供が出来る直前まで、別れ話をしていた2人は違うと思う・・・。
2人の関係がうまく行ってなかったけど、子供ができたんだし、
子供が絆を深めてくれるだろうし、子供のためにもがんばろう・・・って産む事にしても、
やっぱり仲が悪いのは、2人の問題であって、子供ができたからって埋められる問題ではないと思う。

実際私も最初の結婚の時、いつもケンカが耐えなくて、もう別れ話がしょっちゅうでていた。
そんな時に子供ができてしまった・・・。結局子供が生まれたら仲良くなれると信じて、
子供が出来た事も運命だと信じて、産む事にした。でも結局続かなかった。
元々合わなかった2人に子供ができても、結局その穴は埋める事ができないと思う。

私は彼女がおろした方がいいと思っている訳でもない。
タダ、産むのであれば、シングルマザーになる事も覚悟しておいた方がいいと思う。それだけ。

でも、ハッキリ言えない。いや、十分言ってるのかもしれないけど、
私にしてみたら、思ってる事の半分も言えていない。タダのメル友だから?わかんないけど。

いつも励ましてくれてる彼女だから、私も励ますような言葉をかけてあげたい。
でもタダ傷を舐めあうような事はしたくない。じゃあ、私はどうしたらいいんだろう。

彼女はこれからどうするんだろう。わかんないよ。

 

6月12日(火) 心配はよそに、本当にティファニーは長旅の飛行機の中でいい子にしてました。
機内では寝不足だった私の方が、よく寝たかもしれない・・・。
何度か、「マミー!wake up!」と言われて起こされたもんな。
ホント長く感じたけど、無事成田に到着しました。
またそのフライトが向かい風が強かったらしく、予定より1時間くらい遅れたんだけど・・・。
  飛行機を降りる時に通路を挟んで隣りに座っていたオバサン2人組(またか)が、
「長い飛行機なのにずっといい子にしてたねえ。おりこうさんねえ」ってティファニーに向かって、
話し掛けてくれたんだけど、ティファニーは日本語を理解しないので、ニコニコと笑っていただけだった。

それにしてもいつからティファニーは他人に対してこんなにシャイになってしまったんだろう。
今回の旅で何度か、知らない人に話し掛けられたりしたんだけど、
その度に、顔を下に向けてはにかんでしまう。
機内の食事の時に何が欲しいかすら、恥ずかしがって自分で言えない始末だ。

それでもお水のおかわりが欲しいと言った時は、「自分で言おうね」と言い聞かせて、
私もついて言って、機内の後ろのフライトアテンダントが溜まっている場所に行き、
「お水下さい」と言わせてみた。ティファニーはちっちゃい声でぼそっと言ったが、
オジサンフライトアテンダントが、ちゃんと聞き取ってくれて、お水をくれた。

thank you...とこれまたちっちゃい声で言って、私達の座席に戻って来るなり、
「マミー、I did it! I did it!」と、かなり大きな声で嬉しそうにしていた。

あーあ、こんな調子じゃ、1年も会ってないエイジに会わせたら、
またかなりシャイになってしまうんだろうな、と私はかなり不安になっていた。

当初は成田からのバスを降りてからもうちまでタクシーで帰るつもりだったんだけど、
予定より飛行機が遅れた事もあって、成田からのバスを降りるとエイジがうちにいる時間だったので、
家に電話して迎えに来て貰った。

すると案の定、「ハイ!ティファニー!」と車の中から言うエイジに対して、
ティファニーは黙ってうつむいてしまった。ま、まあ、会ったばっかりだしね。

うちに私とティファニーを置いてった後、エイジはガソリンを入れに行った後、
夜ごはんの弁当をコンビニで買ってきてくれた。
その際に、「ティファニー、食べるかな」と言って、グリコのプッチンプリンを買ってきてくれたんだけど、
ティファニーは上のカラメルの部分から1cmくらいだけすくい取って食べた後は、
「もういらない」と言ってしまった。

エイジも、「どんなお菓子が好きなんだろうな。甘い物が好きだと思ったんだけど・・・」と言ってると、
なんとティファニーはうちにあった、かきもちのおかきをバリバリと食べ始めて、「おいしい」と言うのだ。

おかきなんて食べた事ないはずなのに。わかんないもんだな。

エイジとも徐々に友好を取り戻した後、私はティファニーとゆっくりお風呂に入って寝た。
2人とも疲れていたので、速攻爆睡だった。

 

6月11日(月) 準備万端だと思っていた矢先にトラブル発生。
私達のフライトはボストンを7時半発なので、6時過ぎには元旦那の家を出ようと思ってたから、
目覚ましを4時半にかけてたんだけど、私は2時過ぎに一旦目が覚めたので、
寝過ごしても困ると思いネットをしていた。

すると4時過ぎには元旦那も起きてきて、シャワーを浴びたりしていたのだが、
  留守電をチェックした元旦那が、「航空会社から昨日の夜電話がかかってきてみたい。
フライトがキャンセルされてどうのこうのって言ってるから至急電話した方がいい」と言うので、
私は慌ててデルタに電話してみた。

すると、やっぱりそれは本当で、私達はボストン→NY→成田の予定だったのだが、
ボストン→NYの部分のフライトがキャンセルになったので、ボストン→LA→成田に、
振り替えられている、との事だった。しかし座席の方は2席隣同士で取れたものの、
両方のフライトともかなり混んでいて、最初に希望してNY線では取れていた、
窓側との連席は取れない、との事だった・・・。

去年ティファニーをオレゴンに連れてった時もそうだったけど、
やっぱりちっちゃい子って景色を窓から見るのが好きだし、
そう思ってNY線では窓側の席を、取ってたのに・・・。

それにNY線より2時間以上到着時間が遅れてしまう。LA経由は遠回りなのだ。

日本に行くの明日に変更してもらおうかな・・・とふと思って元旦那に相談してみると、
「窓の席が取れなかったから明日にするの?」と失笑された。
それだけじゃない。飛行時間だって長くかかってしまうからなんだけど。
「でも明日だってまた同じ飛行機がキャンセルにならないとも限らないし、
 今日帰った方がいいと思うけど・・・」と言ったので、それもそうかなと思って帰る事にした。

それにしても色々予定が狂った。
本当はNYの空港で今月急長期の休みを取るのにお世話になったバイト先のMさんに、
個人的にみやげを買って帰ろうと思ってたのに、それもダメになったし。

色々心配はあったが、実際ボストンからLA行きの飛行機に乗ってみるとティファニーは大人しく、
塗り絵や本を読んでいてとても「良い子」にしていた。

LAで飛行機を乗り継いだ時に、代わりにLAでおみやげを買うはずが、
タダでさえも乗り換えに45分しかなかった飛行機が遅れて到着し、
おまけに日本行きの飛行機は別のビルから出発すると言う。

私達はサンダルのティファニーを走らせて、エスカレーターで地下に行き、
長い地下道みたいなのをティファニーは数回サンダルが脱げたりしながらも猛ダッシュで走り、
なんとか乗り継ぎの日本行きのゲートに到着したら、もう最終案内の真っ最中で、
ギリギリ間に合ったって感じで、おみやげどころではなかった。

ティファニーと2人息を切らしながら、なんとかLA発成田行きの飛行機に飛び乗ったのである。

 

6月10日(日) 私がまだ時差ボケが残ってるため、朝の5時に目が覚めてネットをしていたら、
物音がして起こしてしまったのか、私がネットをしていたリビングへティファニーが起きてきた。
そして、「マミー、早く飛行機に乗ってジャパンに行こうよ」と、半分寝ぼけた調子で言ったかと思うと、
すぐそばのソファーに横になってまたグーグーと寝てしまった。
私は、「ティファニー、ベッドに戻って寝な」と言いながら、ベッドに戻したら、
またすやすやと寝ていたけど。
 
そこまで楽しみにしてくれてるんだったら、金銭的にも、バイトの休み的にも、
ちょっと無理をして今月連れて来る事にして本当に良かったと思う。
でもよく考えたら、今日本は梅雨の真っ最中だから、雨の日が多くて残念。
ま、たまには晴れる日もあるだろうし、晴れたら絶対ディズニーランドに連れて行きたい。
USJにも行きたいけど、遠いし、今回はアメリカ・日本の往復の旅費でいっぱいいっぱいだから、
また次回にするとしよう。

で、今日は機内用の塗り絵等を買いに・・・。
のはずだったんだけど、勿論塗り絵や絵本も買ったが、それ以上に私の化粧品も買ってしまった。
日本のデパートで買うよりは安いから・・・と思って買ったんだけど、
よく考えたら免税店で買えば良かったかな、と思うと後悔。
ボストンも消費税は5%だからね。ま、エイジ氏には内緒という事で。

化粧品を買ってる時に私がちょっと塗ってもらってたら、ティファニーも隣りのイスに座ってきて、
「ティファニーも!」と言っていたので、美容部員の人が、私とティーを交互に塗ってくれた・・・。
ちょっと恥ずかしかったけど、でもこういうのも一緒にいるからできるんだもんね。

いつもは出発当日にパッキングをする私なんだけど、今回はティファニーも一緒だし、
早めにパッキングを始めた。明日ティファニーに着せて行く服を決め、
スーツケースにもお気に入りの服とおもちゃを詰めていたら、
自分の分のリュックサックを背負ったティファニーが、
「準備が出来たから、早く空港に行こう」とせかす。

今はそうは言ってても実際に14時間以上も飛行機に乗ってると、
だんだん退屈して飽きて動き回りたくなって、ぐずぐず言って来るんじゃないかと心配。
そしてまた日本に行こうと誘っても、「遠いからイヤだ」って断られる事も心配。
そうなったら、かなりショック。

機内で出来るだけ楽しく過ごすために、絵本や塗り絵やお菓子はたくさん買ったんだけれど・・・。

 

6月9日(土) 昨日空港でお世話してあげたオバサン達は無事に目的地に着く事ができたんだろうか。
いくらオバサンパワー炸裂!と言っても、言葉が通じなければ、
うまい事騙されてしまう事もあるだろうし、何しろ言葉がわからない割りには、
空港から無謀に遠い所まで行かなきゃいけなかったみたいだし、
ホント私は人事ながら、無事に着けただろうかと心配してしまう。
  そうそう。昨日の日記には書くのを忘れてしまっていたみたいだけど、
昨日空港で私が地下鉄の駅まで行くシャトルバスに乗り込んだ後に、
両手で手を振ってくれて、しかも彼女達は何を思ったか、ジャンプし始めた・・・。
子供のように飛び跳ねて、両手で手を振りながら、
「バイバーイ、バイバーイ!」とバスが見えなくなるまで手を振ってくれた。

これにはバスに乗っていた他のアメリカ人の乗客たちもくすくすといった感じだったので、
私は片手で手を振りながらもちょっと恥ずかしかった。

さてさて、ティファニーの方は相当飛行機に乗ってジャパンに行きたいみたい。
でも実際は14時間もかかるし、大人でも相当退屈してしまうのに、
本当に大人しくしていてくれるだろうか、という心配はある。

でもそろそろどの服を持って行くとか決めなきゃと思って、
私はティファニーがいつも学校に持って行ってる、リュックサックを見せながら、
「じゃあ、準備しようか」と言うと、ティファニーは生意気にも、

「オー、メーン!You said ジャパン、マミー。I'm not going to school!」と言ったので、
彼女はいつものようにそれを持って学校に行こうと言われているのと勘違いしたようだ。
「違うよ、ジャパンに持って行く物をこれに詰めようって言ってんの!」と言うと、
理解したみたいだけど。

元旦那から渡されたティファニーの日本とアメリカのパスポートを確認したり、
ボストンの旅行会社から、直接元旦那の家に送ってもらっていた航空券を確認しながら、
私はそれらをティファニーに見せて、「ほらね、飛行機のチケットだよ」と言いつつ、
「ジャパンに行くにはパスポートが必要なんだよ」と説明した。
それにしてもティファニーのパスポートを取ったのは3年以上前なので、
パスポートの中のティファニーは、ホントまだ赤ちゃんみたい。

なつかしいな・・・。これを取った時の色んなエピソードが思い出されてきて、
私はちょっとブルーになった。

エイジさんはエイジさんで、今日の土曜日の午前中は会社の人とテニスをして、
お昼はその人達とラーメンを食べて、その後歯医者に行って来たみたい。
明日はティファニー用のタオルケットを買ってくると言ってた。

ま、時差ボケつーのもあるんだけど、私はこっちの夜にほとんど寝れなくて、
今日は1日中家にいた。明日こそ機内用の塗り絵とか色んな物の買い物に行かなきゃな。

 

6月8日(金) 昨日の日記で書くのを忘れたんだけど、実は今日からボストン。
これを書いているのも実はボストンからなのです。ああ、疲れた。
例によって時差ボケのため変な時間に目が覚めてしまって寝れないので書いてます。

サッカーの事を散々バカにしていた私ですが、今日中田がイタリアに帰国と知り、
成田はマスコミですごい事になってて、もしかしたら私もテレビに映ったりして!

  なあんて、密かに期待していただけに、テレビカメラ1つもいなくて、
静かだった成田にちょっとショックだったりして。
でもさっきネットで見たら、中田の成田での帰国の写真が映っていたので、
いる所にはいたんだろうなあ>カメラ。 ターミナルが違ったかな。ま、いいけど。

毎度の事なんだけど、日本から東海岸ってのはやっぱり遠いね。
今回は12時間半と短めだったんだけど、それでもかなり長く感じる。
寝ても寝てもせいぜい1時間くらいしか経ってなくて、ホントに距離を実感させられる。
実感させられるんだけど、結構気楽に行ける感じがして、
なんだか今は通ってるって感じ。なんだか自分でもよく分からない。

今回はNYの入国審査の時に偶然向こうもボストンに行くと分かった、
オバサン2人組の世話をしてあげていたら、ティファニーに会うのが遅くなりました。

なんでもオバサンのうちの1人の息子が10日卒業式らしくて、
それに参加するために、日本から来たとか。
でもその行き先が、「高速の89」で降りるって事しか分からないらしくて、
行き方もわかんないし、英語はしゃべれない。
で、その行かなきゃいけないホテルってのが、ボストンのあるMA州ではなくて、
隣りのコネチカット州(CT)との事でますます行き方が分からないらしい。

私はどう行くのが1番近いのか、考えて、ホテルにも電話してはっきした行き方を聞いて、
とりあえず、プロビデンスという街(ロードアイランド州)に行ってそこからタクシーに乗る、
という方法がてっとり早いという事を教えてあげて、それからバス乗り場に連れてって、
まあ、とにかく色々世話をしてあげたって訳。

オバサン達はお礼にと、空港で夜ごはんをご馳走してくれて、
20ドルを無理矢理握らされた。

年を聞かれて思わず、「26デス」とサバを読んでしまったのに、
「え・・・。ウソ。何アナタそんなに若いの?うちの息子と同じくらいかと思ったわ」と言われたので、
息子は卒業式というので、てっきりアメリカの大学の卒業式だと思ってたら、
なんと高校の卒業式だとか。「いやいや、そんなバカな」と思わず言ったんだけど、

「今はまだ若いから、若く見られる事もそんなに嬉しくないかもしれないけど、
 ほおおおおおんとにいい事なのよお〜。すぐに分かるわよぉ!
 オバサンいつも年より上に見られてたから、
 ホント羨ましいわ〜」と、1人のオバサンが私の背中をバンバンと叩きながら言ったかと思うと、

「ホントよねえ。うちなんて息子が1人しかいないんだけど、
 昭和52年生まれだからもう働いてるんだけど、全然会話がなくて。
 いつも娘が欲しいって思ってたのよねえ。
 こんなふうに娘と食事するのも憧れだったのよねえ。
 アナタは親切だしかわいらしいし、オバサンの娘にしたいわぁ〜!
 うちの息子が結婚する時はこういう人と!って思ったけど、
 もう結婚されてるんじゃしょうがないわよねぇ〜!って私初対面で何を言ってるのかしらねえ!」

ともう1人のオバサンも言い、私は常に押され気味だった。
こういう事を言われて一体私はなんと返していいのか分からない。
決して悪い事を言われている訳ではなくて、むしろ誉められてるんだけど、
どうも誉められているような気がしない。

それにしてもこのオバサン達ホントにオバサンパワーとはこういう物かって感じで、
ピザが食べたいと言い出したかと思うと、ピザを指差し、アメリカ人の店員に向かって、
「これは何のピザ?」って思いっきり日本語で話し掛けてるのだ。
アメリカ人はアメリカ人で、「that's a cheese pizza」とか答えてるし、
日本語で話し掛けてるのになんで通用するの?と私の方がビックリだった。

まあ、とにかく2時間くらいボストンの空港でこのオバサン達のお世話をしてて、
私はいい加減空港を後にする事にした。「是非お礼がしたいから・・・」と住所を聞かれたので、
私は名前と住所と電話番号を書いて渡した。オバサンの方も聞いてないのに、渡してきた。
新宿の人だった。「是非遊びに来てぇ〜!」と言ってたけど、
新宿に遊びに行ったとしても、このオバサン宅を訪ねて行く可能性はきっと皆無だろう。

肝心の元旦那に連絡を取り、最寄りの駅まで迎えに来てもらった。
今回は数日しか滞在しないし、ティファニーの荷物を日本に持ってかないといけないという事で、
数日間は彼の家にお世話になる事にした。

ティファニーは鼻血を出したばっかりだということで、鼻にティッシュが詰められていたらしく、
そのティッシュが車に落ちていた。でも約3週間前に会ったばっかりという事で、
「なつかしい・・・」って感じはしなかったし、普通に、「ティファニー!」って感じだった。

いつもこのくらいのペースで会えたらなあって思ったけど。

 

6月7日(木) 今日は延ばし延ばしになっていた美容院へ行って来た。
危うく昼寝をし、また寝過ごすところだったが、なんとか昼過ぎに起きて行って来た。
昼寝から起きてすぐに出かけたので、私は天気予報とかをチェックしておらず、
傘を持たずに出かけた。

なもんだから、髪を切って貰っている時に例の雷雨が始まり焦ったね。

  ピカ!と光ったと同時に、ドーン!と爆発音のような雷の音。ものすごい雨だ。
やべーな。しかも今日の私はチャリ。

丹念にブローをほどこしてくれていた美容師さんに私は何度も、
「あの・・・。もういいですよ。私今日傘忘れたんで、どうせすぐにずぶ濡れになりますから・・・」
と言おうとした。ドライヤーをかけながら、ブラシで髪を引っ張る作業をかれこれ、
20分以上続けている彼女にその言葉を何度かけようとしたか。

ついに私はその言葉を言う事ができずに、金を払って外に出た。
私はどうか傘を持ってなくて即座にずぶ濡れになっているその姿を、
さっきの美容師さんが見ていませんように、と祈りつつ、Myチャリまで走った。

やべ。私がチャリを止めていた場所は、受け付けから丸見えの場所だった。
私は受け付けの方を見る事もなく、一目散にチャリをこぎ始めた。

うちからそんなに遠くない場所なんだけど、
うちに着いた頃には前髪がでこに張り付き、顔から水が滴り、完全にヤバイ人状態だった。
これでさっきのカラーリングの塗料が顔を滴ってないよな、と鏡で確認した後、私は着替えた。

ふ。とうとう梅雨に入ったみたいだし、これからは出かける時に雨が降っていなくても、
傘を持参する事は必須のようだな。

ところで、丁度雨でずぶ濡れになった髪が自然乾燥し、膨張ヘアになって、
夜ご飯を作っていると、エイジさんが帰宅した。

「あ、美容院行って来たんだね。いい感じじゃん」と言っていたが、
私の髪は1回濡れて自然乾燥したため、
明らかに美容院で仕上げて貰った時の5倍のボリュームはある。
誉めてくれたのは嬉しいが、それ、本気で言ってました?>エイジ。

 

6月6日(水) 高校の時の友達に久しぶりにメールを入れておいたら、電話がかかってきた。
この子は5年付き合っている彼氏がいるんだけど、
その彼がなかなか結婚を切り出してくれなくて悩んでいた矢先、
会社の上司(47歳既婚・子供アリ)に、かなり思いつめて告白され、
プロポーズしてくれない彼に対してかなり積極的なこの上司に、
心揺れていた時期もあった彼女であった。
 
この彼女とは高1の時に一緒のクラスになって以来だから、かれこれ10年来の仲なのだが、
実は私は彼女に1つだけ話していない事があった。

この彼女(A香としておく)というのが高1の時に一緒にアメリカ・サンディエゴに、
1ヶ月間ホームステイをして、その後一緒にアメリカ留学を目指していた子である。
一緒に
TOEFLを在学中に受験したり、一緒に留学を目指していた子である。
頭がかなり良かった彼女だったのだが、家庭の経済的な事情により、
結局留学は諦めざるを得なかったのだ。

そんな彼女に私は1つだけ隠していた事があった。
広島市内のとある高校に在学中だった私と彼女は、己らの英語力をあげるのに必死だった。
勿論英会話教室にも一緒に通っていたのだが、それだけでは事足らず、
やっぱり英語上達のためにも、私達はネイティブの友人を作る事が必須で手っ取り早い、
と考えたのだった。え?逆ナンパ?いやいやもっと純真に英語を上達させたくて。
今なら出会い系サイトとかインターネットで簡単に外人友達も見つかったんだろうけど。

そこである高3の夏休み、8月6日。そう、広島原爆記念日。
記念式典なら外人もたくさん来てるのでは・・・と睨み、私達は朝から出かける事にした。
とは言っても、朝早くから行われるこの式典に参加するのはうざいので、
式典がちょうど終わり、外人が平和公園をプラプラしているだろうと思われる時間を目指して、
私とA香は平和公園で待ち合わせしたのである。

実際、平和公園をプラプラしている外人は多かったのだが、
私達はなかなか話し掛けられずにいた。ってそりゃそうか。

すると、私達に、「あのぅ、すみません。お2人は高校生ですか?」
と近寄ってくる日本人女性がいた。私達はなんだろう、と思いつつも、「ハイそうです」と答えた。
その女性は、「
Japan Timesの者ですけど、少しお時間頂けますか?」と言って、
自分の名刺を手渡して来た。ジャパンタイムズと言えば、日本大手の英字新聞ではないか。
彼女はどうやらその記者らしい。

「今日は式典に参加されたんですか?」と彼女は質問してきたので、
私達はまさか外人の友達をゲットしに・・・とは言えずに、「ハイそうです」と、とりあえず答えた。
「高校生なのに、偉いですね。広島の高校生?」と、聞かれ、
私達はやっぱり、「そうです。○○高校です」と答えたりしてた。

そしてその女性は、「今日はどうして参加しようと思ったの?」とか質問をして来たので、
私達は、適当に、「やっぱり式典に実際に参加する事によって、平和の大切さを・・・etc」
と、向こうが期待してるだろうと思われる回答をペラペラと彼女の前で話したのである。
彼女は、「ふむふむ」と言いながら、メモを取っていて、最後に私達の名前を聞いたのだった。
そして、「どうもありがとうございました」と彼女は言い残し、去って行った。

その後も私達はしばらくの間平和公園をプラプラしていたのだが、
話し掛けられそうもなく、平和公園を後にし、収穫ゼロのまま普通にお茶をして家に帰った。

そしてしばらく経ったまだ夏休みのある日、私は自分の部屋にクーラーがなかったので、
アステールプラザの中にある図書館へ勉強しに出かける事にした。
しばらく気づかなかったんだけど、図書館って本もあるけど、新聞や雑誌も置いてあるでしょ?
それでふと新聞のコーナーが目に入って、その中に英字新聞、
そう、Japan Timesも置いてあったのだ。

私は、そう言えば前にインタビューされたな、どうなったんだろう。
まさか載ってたりするのかな、とドキドキの思いで、8月7日の新聞を探し出し手にした。
「ふむふむ」と分かったような分からないような思いで、式典に関する記事の部分を、
読んでいると、「式典に訪れた高校生のA香○○(彼女の名字)さんは・・・」みたいに、
載っていたのだ!!!しかもA香の事だけ。

しかもA香が言ったとされるその記事での発言は私が話した事もミックスされ、
2人の発言が混ぜられた感じになっていたにも関わらず、私の名前はどこにもなかった。
私は見なかった事にして、そのままワナワナと両手を震わせながら新聞を閉じた。

ガーン!( ̄□ ̄;)!!
ええ、そりゃあもう、ショックでしたよ(泣笑)
「ワシの方がええ事ゆったやんけ」的にショックでした。
ショックつうか、悔しいつうか、むかつくつうか、悲しいつうか。
そして、A香に、「A香、この前インタビューされたやつ、新聞に載ってたよ・・・(悲)」
と、彼女に言えないまま、10年が過ぎてしまったのである。つか、忘れてたんだけど。

そして今日の電話でその事をふと思い出した私は、A香に話したのだ。
A香は、「笑いすぎで腹が痛い」と言うくらい、大爆笑をしていた。
「ヒーヒー、なんで、ヒーヒー10年ぶりにそんな告白を。アハハ。腹痛い」

いや、私だってきっと私の事も載ってたら、すぐにA香に報告してたと思うんだよね、当然。
若気の至りというかなんというか。ていうか、Japan Timesが悪い(反省の色ナシ)。

ま、とにかくこれでもう隠し事はないんで、これからも仲良くして下さい>A香

 

6月5日(火) 先週バイト先に新しい人が入って来た。
最近新しい人と言えば学生がほとんどだったうちのお店で、久々の新人オバサン登場である。
しかしこのオバサン、さえなくて、服装とかも体型を隠すためなのか、
ダボダボのTシャツにダボダボのずぼん。背はかなり低い方で140cmといった所だろうか。
想像できる年齢からして、誰もが主婦だと思っていた。
 
ところがこの彼女、ほとんど毎日のように仕事に来てるんだよね。
普通主婦って土日は旦那さんや子供がいるから休みたがるでしょ?
でもこの彼女はこの前の週末も、土、日の両方とも出勤だった。
しかもうちのお店は10時に開店して夜8時に閉店で、私は9時5時のシフトなんだけど、
彼女は平日、週末関係なく、開店から閉店までのフルで仕事が入ってる日も多い。

これにはCちゃんも、「Aさん(仮にAさんと呼ぶ事にする)って主婦じゃないのかな」と言った。
なんだろ。訳アリ系なのかな。私のように・・・。

そして今日、偶然私とそのAさんは一緒にレジに入る事になり、
まだ新人のAさんに私が一緒に付いて教えてあげるように言われた。

お客さんがいなくなってレジが暇になってAさんが私に聞いてきた。

「みんなって休みは曜日を決めて取ってるんですか?それともみんな休みはバラバラなの?」
と、私に聞いてきたので、私は人によって違うよ、と答えた。
毎週○曜日は休みって決めてずっと毎月そうしてる人もいるし、
私みたいに全然不定期に休みを入れてる人もいるし、と言った。

Aさんは、「そうなんだ」と言った。
そして、「私オープンラストの通しをたくさん入れて貰ったんだ・・・」と言って来たので、
私は疑問に思っていた事を聞くチャンスかな、と思ってふと聞いてみた。

「Aさんてさ、主婦・・・じゃない・・の?」

すると、Aさんは一瞬ニヤ、として、フフフと笑い、
「1、2年したら、なる、つもり」と怪しい笑みで私を見た。
私は一瞬ギョ!としたが、即座に自分を取り戻し、
「け、結婚するって事?」と、彼女に聞き返した。

Aさんは、WITH笑みで、「うん。そう」と言った。
そしてすぐに、「離婚したばっかりなんだけどね」と言いつつ、人差し指を口に当て、
「シー(内緒)」のジェスチャーをした。

離婚したばっかりで、もう1,2年後には主婦になるって事が分かってるって事?
この人見た目とはウラハラに何気にお盛ん(死語)なのか。
それにしても意外。びっくりした。

つか、よく考えたら私だってそうか。
私だって他の人に、なんでこの人がそんなに結婚できるのって思われてるかもしれないしな。
Aさんには子供はいたのかな。子供がいて今はシングルマザーとして育ててるんだったら、
こんなふうに働きまくる事だってできないだろうしな。
と、なるとそこも私同様、前の旦那が子供をみてるのかな。

そこまでは聞かなかったけど。

 

6月4日(月) それにしてもみんなどうしてあんなにサッカーが好きなの?
ハッキリここで書かせてもらうと、私はぜーんぜん興味ナシ。
正直、今日のコンフェデカップとやらでもブラジルが勝てばいいと思ってたね。
エイジさんは、「俺だって別に‘そこまで’じゃないよ」と言いつつ、
テレビの中継を見ながら、ブラジルがシュートするたびに、「うわ!」とか、言っていたが、
その事自体私には、かなりさぶいと感じる。そんな私は非国民なんだろうか。
 
今日の試合でもエイジの会社の人で、鹿嶋まで試合を見に行ってた人がいるんだって。
爽健美茶のポイントを集めて倉木麻衣のライブに行こうとしてる人も、会社にいるらしいし、
どうも、エイジの会社の人は話を聞いているとイタイ人が多いような気がする。ここだけの話。

ま、その話は置いといて、大体私は日本サッカー、トルシェジャパンとやらに、
ぜーんぜん興味がないどころか、むしろ見ててイライラしてしまう。

そう。私はプロ野球派。
高校の時は友達と一緒に何度か広島市民球場に足を運んだ事アリ。
選手の応援歌だって覚えてたもんね。
球場入りする当時の巨人の藤田監督や斉藤に話し掛けられた事もあるし、
(「カメラ落ちたよ。君の?」「いえ、違います・・・」)
谷繁に声かけられた事あるもんね。
(「そのうちわいいねえ、貸してよ」と言われただけなのだが、私はナンパだったと睨んでいる)
日本シリーズではバク転をしながらホームベースを踏む西武の秋山(まだいるの?)と、
私は3塁側外野席から、双眼鏡を通して彼と目が合った。
誰がなんと言おうと、真実なのだから仕方ない。

そして私は後ろ髪を引かれる思いでアメリカへ・・・。

が、しかし、当時一緒に野球を応援していた子が、
サッカーJリーグの人気と共に、野球熱が冷めて行ったのである。
そして彼女はちょくちょく、野球ではなくサッカーを見に行くようになった。
そしてゴールデンタイムのスポーツ中継は野球ではなくサッカーが人気とのニュースも聞いた。
野球ファンとしてはアメリカ在住といえども、居たたまれない気持ちになった。

サッカーというスポーツ自体がキライな訳ではない。
なんかその選手がどうも、チャラチャラしていて気に入らないのだ。
髪の毛を金髪に染めている者アリ、
どう見ても「失敗パーマ」にしか見えないのをかけている者アリ、
ヘアバンドだか紐だか区別のつかない物を頭につけている者アリ。

野球選手とはエライ違いではないか。
高校球児の坊主頭を見ろ、と私は声を大にして言いたい。

大体あのサポーターとやらもイタダケナイ。
あの手を叩いて両手を前に突き出すあの儀式は何?
ホント不思議国ニッポン。アレは誰が考えついたの?

サッカー中継でゴールが入った時のアナウンサーの声は何故あんなにデカイの?
ゴオオオオオオオオオオオオオオオル!

どうも、サッカーを見ていると、「何故?どうして?」の疑問が出てきて止まらないのだ。
TOTOとかいうのも、何。toto?便器?

ブラジル戦の視聴率も野球中継とは比べ物にならないほどすごい高かったらしいね。
そういうのを聞くと、ホント私は、「何故?どうして?」と思わずにはいられないのだ。

 

6月3日(日) はぁ。ケンカするってホントイヤな気分になるね。
そう。エイジさんとケンカした。些細な事だと私は思うんだけど。
最初は私が不機嫌になってたんだけど、それに対してエイジさんが怒った。
せっかく今日は2人共通の休みの日だというのに、こんなふうに過ごしてしまうのは勿体無い。
ケンカしても私は割とすぐに仲直りというか、何もなかったように話せる人なんだけど、
エイジさんは1回機嫌を損ねると、すぐは治らないらしい。ふん。つまらん。
 
今日はパソコン屋とかをプラプラと見ていた。
エイジさんは自分のノートのメモリを増設したいとかで。
で、その後洋服とかをプラプラ見たりしてて。

で、私はその後○○(千葉県某所)に行きたいと言った。
その時点ですでに5時くらいだったので、エイジさんは今から行くには遠いからイヤだと言った。
私はそんなに遠いと思わなかったので、私は少し不機嫌になった。行きたいと再度言った。
エイジはそこに行くなら自分は面倒くさいから運転を交代しろと言った。
私はそれは面倒臭い、と言った。エイジはそれなら行かないと言った。

私はつまんなかったので、ふてくされて窓の外をずっと見ていた。
エイジはじゃあちょっとこの近辺を適当にドライブしてから帰ろうと言った。
そしたらそれが適当すぎたらしくて、道に迷ってしまった。30分くらいウダウダ走ってた。

私は道に迷ってこんなに走ってるんなら、○○に行けてたじゃん!とぶすっと言った。
エイジは、だから運転を交代したら行ってもいいって言っただろ?と言った。私は黙った。
ちょっと駐車場に車を止め、再度道路に戻ろうとして、エイジは、
「右?左?どっちだと思う?」と言ったので、私は「知らないよ!」とぶすっと言った。

「じゃあ、左」とエイジは言って左に曲がったその瞬間に、
私は、「右なのに」とむかついたので言ってやった。
実際は右だか左だか分かってなかったんだけど。ただエイジの反対を言ったのだ。

そしたらそれでエイジはかなりむかついたらしい。
私が正しい方向を分かってて「知らない」とウソをついておいて、
エイジが左に曲がったのを見て、「右なのに」って言ったんだと思ったらしい。
彼はかなり怒った。

私はすぐに、知ってた訳ではなく、タダむかついていたから反対を言っただけだ、
と弁明したんだけど、彼の不機嫌は収まらなかった。

せっかく久しぶりの共通の休みの日なのに・・・。ホント最悪。

 

6月2日(土) 朝起きるなり、エイジさんが、「あーなんかイヤな夢みたー」と言った。
私が、「え?何の夢何の夢?私も登場してる?」と聞くと、「うん」と言う。
私自身も出演していてイヤな夢と言われるとますます気になるではないか。
私は、「どんな夢?教えてよ」と思わず彼を急かした。
「えっとね、俺に隠し子がいて、ある日女と子供がここを訪ねて来る夢」と言うじゃないか。
なんだとおおおおお。それはストーリーを是非とも聞かねば。
 
ストーリーを聞こうと思っていたのに、私の口からは、
「で?どっちを選んだの?」という言葉がものすごい形相(多分)と共に出てきていた。
エイジのヤローは、「何が?」ととぼけたセリフを吐いているので、
「決まってんでしょ、その訪ねて来た人と私のどっちを選んだのかって事!」
と、私は大人げなく言った。(ワシ、若干27歳)

「それが両方のバージョンの夢をみたんだよね」
「両方のバージョン?!」
「そう。カエを選んだバージョンとその女を選んだバージョン」
「!」

興奮冷めやらぬ私に、エイジは更に続けた。

「でさあ、カエを選んだ場合は別に普通の暮らしのままだったの。
 エッライ細長い部屋に俺たち住んでたけど」
「ふうん・・・」
「で、その女を選んだ場合のバージョンが最悪で・・・」
「ふうん・・・」
「なんか湖畔のログハウスみたいな所に俺とその女と子供が住んでんだけど」
「ふうん。エライロマンチックじゃんか」
「いや、全然。なんか空がずっと灰色で今にも大雨が降りそうな感じなんだよね。
 で、俺が‘なんかこれ以上灰色の空はないってくらい空が灰色だな’って言った覚えがある」
「へえ」
「で、なんかその女がやたらと金が足りない、金よこせ、金よこせばっかり言っててさあ」
「私には慰謝料とか払ってなかったの?」
「そんな詳しい事までわかんないよ。夢なんだから」
「ふうん」
「で、空はずっと灰色だし、女は金よこせばっかり言ってるし、子供は泣いてばっかりだし、
 なんか暗ーい、イヤな夢だったよ。もっとたくさんイヤなエピソードもあったんだけど忘れた」

「そりゃ、アレだ。私を選ばなかったからだよ」と、私が言うと、
それに対しエイジは無視をし、
「でもさ、子供がなぜか金髪の外人だったんだよな(笑)」と笑い出した。
「え?その女の人は外人だったの?」
「いや顔は覚えてないんだけど、多分普通の日本人。でも子供は外人だった」
「その女の人に見覚えはあんの?」
「いや、全然」
「子供は男の子?女の子?」
「男の子だった。ちょうどティファニーくらいだったよ。4,5歳くらいかな」
「ふうん」
「で、何故か俺がその子に‘いないいないばー’を教えてて、
 その子は家で、‘いないいないばー’か泣いてるかしかしてなかった」

「でもさ、どっちを選ぶか考える時に私の事とか考えなかったの?ひどいよね」
「選ぶシーンはなかったんだよね。女が来たシーンとその後はもうどっちかを選んだバージョンで」
「っち。なんだよ。子供が4,5歳と言えばちょうど大学生の時に付き合ってた彼女と、
 別れた後に、実は彼女妊娠してて実はホントに出産してたりするんじゃないの?!」
「ないよそんな事!なんだよ。たかが夢の話くらいで」
「ふん。家族3人仲良く‘あかんべー’でもして遊んでたらいいじゃん!」
「それを言うなら、‘いないいないばー’ね」
「キー!」

と、まあ、実際には私はこうやって文字で見るほど怒ってなかったのだが、
別れた女がWITH子供ででてきて、しかも私じゃなくそっちを選んだ夢となると、
夢と言えども、私としてみりゃおもしろくない夢には違いないじゃん?

でもさ、もしそれが現実に起こったとして、その時にまだ私達には子供がいなかったとしても、
まさか、その人を選ぶなんて事はないよね?
ていうか、それって逆に私へのメッセージなのかなあ・・・。
今エイジを置いて子供の元へ戻ってもいい生活は待ってないよ、っていう・・・。
だから今の生活を続けなさいっていう・・・。

それは都合のいいように解釈しすぎか。
あと2週間もしたらティファニーがここ日本に来てるんだな。今はまだ実感沸かないけど。